下の日記にちょろっと書いたデトロイト・メタル・シティ(以下DMC)てのがコレ。
デスメタル界に伝説を作り上げているDMC、
そのvo兼gu担当のクラウザー二世は脅威のカリスマ性を持つ。
白塗りに映える黒い紋様のメイク、額には「殺」の一文字。
両親は犯して殺害、この世のメスはファックの対象。
まさに悪の頂点であり生ける伝説。彼を崇拝する信者も多数。
しかし一度メイクを落としヅラを脱げば、
おしゃれな音楽やモノに憧れるマッシュルームカットの地方出身者、
根岸崇一くん23歳。地味。ゴボウ男。そして童貞。
己の目指す音楽の方向性とは全く別ジャンルのデスメタルの世界に
無理矢理引きずり込まれた彼の日々葛藤する姿を描いたギャグマンガ。
まず言っておきたい事が、下品で暴力的な言葉や表現を忌み嫌う人、
自分の好きなものを小ばかにされることに本気でキレる人は読んではいけません。
寛容に、と言うよりも何も考えず読んでしまえば
あなたもすっかりクラウザーさんの信者。
勿論毛も信者。クラウザーさん最高!是非伝説を目の当たりにしたい。
書店で平積みされ気になってたら、実家に帰ると弟が持っていて、
パラパラ読んだら面白そうだったので自分でも購入。
読みながら一人ケタケタ笑い転げる始末。外で読まなくて良かったわ。
彼の本来目指すオシャレポップには誰も見向きもせず、
しかしクラウザーさんになればたくさんの信者に囲まれる。
嫌々ながらもクラウザーさんを演じれば結局ノリノリで、
でもメイクを落とせば落胆。葛藤する毎日。
その葛藤が面白いのよ。
キャラもインパクトあるヤツ揃い。
DMC所属事務所の女社長とDMC信者のロン毛でがたいのイイ兄ちゃんが特に強い。
特に兄ちゃんはDMCの伝説を作り上げていく上では外せない。
毎度毎度、実況役のごとく叫ぶ。
DMCの他のメンバーBaジャギ様とdrカミュの方が彼らより薄いかも。
気になる点が、DMC結成について。
現在2巻まで発売中だが、どちらにも結成の事は描かれていない。
根岸が何故自分とまったく別の世界のDMCに入った事は謎のまま。
一話完結形式で、毎回高水準のテンションで話が進むけど
いつかこの勢いが失速してしまうのではというハラハラ感も否めない。
もしや結成秘話が明かされる前にテンションダウンして終わるのか?
さて、どうなんでしょうかね。
興味もたれた方は読んでみたらいい。